2010〜2018年 国土巡検 |
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「都市の再生戦略」(1990年12月1日)、「環瀬戸内からの発想」(1993年5月1日)、「日本列島・21世紀への構図」(1994年9月15日)の国土・地域・都市づくりの三部作を出版して、約20年が経過しようとしています。 この間に、グローバルな視点から、「ふるさとシリーズ」(誇れる郷土シリーズ)と「世界遺産シリーズ」を発刊してまいりました。前者は、日本列島、そlれに、全国の47都道府県の行政単位、後者は、地球、それに、200に近い国家単位を対象とし、主に、自然科学と人文科学の視点から、自然環境と文化財に焦点をあてて、データベースを構築してまいりました。 しかしながら、この間の、わが国の政治、経済、社会の状況の変化を見てみますと、あらゆる側面において、国際的な国力が低下してきている様に思えてなりません。 地球と人類、世界と日本の歴史を振りかえり、そして、人間それぞれの限られた生命のなかで出来ることには限界がありますが、自分の子供、そして、孫の世代になっても、内外に誇れる国、誇れる郷土であり続けてほしいと願うのは、万人共通の思いでしょう。 国力の総合的な回復、向上を願って、政治、経済、社会など社会科学的な観点から、国家の構成単位である地方の現状と課題を把握する為、北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の各地方をまわります。 抜本的、根本的な国家政策の転換が必要だからです。既成の概念、慣習、常識にとらわれることのないゼロ・ベースからの国家の再構築が必要だと思うからです。 新たな指針、針路を示せればと考えています。 |
(「ふるさとシリーズ」(誇れる郷土シリーズ) これまでの刊行図書) シンクタンクせとうち総合研究機構 発行 |