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日本図書館協会選定図書 全国学校図書館協議会選定図書 |
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【本書の特色】富士山を世界遺産登録する意味と意義を考える 富士山は、アジアを代表する聖山の一つで、日本のシンボルでありランドマークでもある。しかし、信仰の山として、また、芸術の モチーフにもなった富士山を取巻く環境や景観は、大きく変貌している。 富士山と人間との共存、共生、交流のあるべき姿を再考し、富士山をあらゆる脅威や危険から守っていかなければならない。 【目 次】 ■富士山の概要 5 d富士山に関わる事柄の略史 17 ■富士山の「顕著な普遍的価値」について 15 d世界遺産の「顕著な普遍的価値」と価値の証明 17 d世界遺産登録をめざす富士山の「顕著な普遍的価値」の証明について 18 ■富士山が該当すると思われる「登録基準」とその根拠 21 ■富士山の「真正性」(真実性) 25 ■富士山の「完全性」 29 d「文化的景観」の完全性と喪失について 31 ■富士山と「他の類似物件との比較」 33 d泰山 36 d五台山 38 d「天地の中心」にある登封の史跡群 40 d黄山 42 d武夷山 44 d廬山国立公園 46 d済州火山島と溶岩洞窟群 48 dウルル-カタ・ジュタ国立公園 50 dトンガリロ国立公園 52 h日本の世界遺産と暫定リスト記載物件など 54 ■富士山を取巻く脅威や危険 57 d世界遺産を取巻く脅威、危険、危機 59 ■富士山の保存管理 61 d世界遺産のコア・ゾーンとバッファー・ゾーン 65 ■富士山の利活用 67 ■ユネスコの世界遺産暫定リストへの記載内容 75 d登録推薦書類への記載項目 78 ■富士山は世界遺産になれるのか? 81 d世界遺産登録のフローチャート 84 d2013年の世界遺産登録をめざす場合のタイム・テーブル 85 ■富士山に関する文献等のデータ 87 ■山梨県の概要 97 ■静岡県の概要 105 ■富士山の自然遺産としての価値評価 115 d「文化的景観」と「複合遺産」との違い 119 ■索引 121 |
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