毎年開催されるユネスコの世界遺産委員会は、私たち、世界遺産の研究者にとって、新年を迎える様な新たな気持ちにさせられる。
第43回世界遺産委員会バクー会議は、アゼルバイジャン(面積 86,600平方Km 人口 987万人) の首都バクー(Baku 人口約205万人 日本との時差 5
時間、夏時間はない。)のバクー・コングレス・センター(3500人収容)で、6月30日から7月10日まで開催された。
https://43whcbaku2019.az/en/
開会式は、6月30日(日)午後8時に ヘイダル・アリエフ・センターで開催され、閉会式は7月10日(水)に開催された。この施設は、イギリスの建築家ザハ・ハディッドが設計、アゼルバイジャン前大統領のヘイダル・アリエフの名を冠している。
開会式では、アズレー・ユネスコ事務局長、.アゼルバイジャンで第一副大統領でユネスコ親善大使(口承音楽の伝統、国際的な文化交流及び音楽教育の振興)でもあるメフリバン・アリエワ氏(イルハム・アリエフ大統領夫人)、
李炳鉉(イ・ビョンヒョン)ユネスコ執行委員会議長、アブルファス・ガライェフ第43回世界遺産委員会議長(アゼルバイジャン文化大臣) が歓迎の挨拶した。
アズレー・ユネスコ事務局長は、「世界遺産は対立する集団間を分かつものではなく、懸け橋になるべき。また、信頼性を保証する科学的専門知識によるものであるからこそ、共通の善についての対話のための貴重な場になりうる」と述べた。
今回の世界遺産委員会には世界各国からの2,000人以上が参加し、既に「世界遺産リスト」に登録されている166件(日本の「富士山」など)の保全管理の状況、それに、35件の新登録候補の 審議が行われた。
第43回世界遺産委員会バクー会議に先立ち、「世界遺産 ヤング・プロフェショナル・ フォーラム 2019」が「World Heritage:
Local Insights for Global Challenges」をテーマに6月23日から7月2日まで開催される。また、「世界遺産サイト・マネジャー・フォーラム
2019」が6月26日から7月4日まで開催された。
アゼルバイジャンでの世界遺産委員会の開催は、今回が初めてであるが、2013年の第8回無形文化遺産委員会ではホスト国を務めており、私もオブザ―バ―・ステイタスで参加しており、アゼルバイジャンを訪問するのは2度目となった。
http://www.wheritage.net/8.com._of_ich.html
私は、今年もオブザーバー・ステイタスで参加した。2003年の第27回世界遺産委員会から17回目であり、パリ、蘇州、ダーバン、ヴィリニュス、クライストチャーチ、ケベック・シティ、セビリア、ブラジリア、パリ、サンクトぺテルブルク、プノンペン、ドーハ、ボン、イスタンブール、クラクフ、マナーマ、バクーと世界を一周してきた感がある。
アゼルバイジャンは、1993年に世界遺産条約を締約(世界で136番目)、
世界遺産の数は2件(2019年6月現在)
である。
また、これから世界遺産登録をめざしている暫定リストには、次の10件が登録されている。世界遺産委員会の委員国は初めてで、2015年から務めている。(任期4年)
世界無形文化遺産については、2007年1月18日に無形文化遺産保護条約を締約(世界で73番目)しており、緊急保護リストには2件、代表リストには11件の合計13件が登録されている。
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Yalli (Kochari, Tenzere), traditional group dances of Nakhchivan |
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Heritage of Dede Qorqud/Korkyt Ata/Dede Korkut, epic culture, folk tales and music |
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Dolma making and sharing tradition, a marker of cultural identity |
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Art of crafting and playing with Kamantcheh/Kamancha, a bowed string musical instrument |
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Nawrouz, Novruz, Nowrouz, Nowrouz, Nawrouz, Nauryz, Nooruz, Nowruz, Navruz, Nevruz, Nowruz, Navruz |
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Flatbread making and sharing culture: Lavash, Katyrma, Jupka, Yufka |
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Copper craftsmanship of Lahij |
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Traditional art and symbolism of Kelaghayi, making and wearing women’s silk headscarves |
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Chovqan, a traditional Karabakh horse-riding game in the Republic of Azerbaijan |
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Craftsmanship and performance art of the Tar, a long-necked string musical instrument |
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Traditional art of Azerbaijani carpet weaving in the Republic of Azerbaijan |
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Art of Azerbaijani Ashiq |
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Azerbaijani Mugham |
世界の記憶については、登録遺産は、次の2件である。
Medieval manuscripts on medicine and pharmacy
Documentary heritage submitted by Azerbaijan and recommended for inclusion in the Memory of the World Register in 2005.
The copy of the manuscript of Mahammad Fuzuli’s “divan”
Documentary heritage submitted by Azerbaijan and recommended for inclusion in the Memory of the World Register in 2017.
今年2019年の第43回世界遺産委員会バクー会議の委員国は、193の締約国から選ばれた、
アンゴラ、オーストラリア、アゼルバイジャン、バーレン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、
ブルキナ・ファソ、中国、キューバ、グアテマラ、ハンガリー、インドネシア、クウェート、キルギス、
ノルウェー、セントキッツ・ネイヴィス、スペイン、チュニジア、ウガンダ、タンザニア
幹事国であるビューロー・メンバーは、次の7か国、
議長: H.E. Mr Abulfaz Garayev (Minister of Culture of Azerbaijan アゼルバイジャン)
ラポルチュール: Ms Mahani Taylor (オーストラリア)
副議長国: ブラジル、ブルキナ・ファソ、インドネシア、ノルウェー、チュニジア)が務めた。
毎年、延々と続くが、きわめて重要な議案である「世界遺産の保全状況の報告」、今年は、166件のうち、日本の「富士山」(山梨県・静岡県)も対象であった。登山道の混雑回避などの取り組みについて「遺産管理は十分に機能している」と日本政府の報告書を承認、評価、次回報告書を2020年12月1日までに提出するよう求めた。
今年の世界遺産委員会で新たに「世界遺産リスト」に登録されたのは、29件、2件の地球規模生物多様性(Global Biodiversity)、イラクの世界七不思議の一つにも数えられている古代メソポタミア文明の中心で城郭都市として栄えた「バビロン」(Babylon)など7件の考古学遺跡、3件の産業遺産、2件のオーストラリアやカナダの先住民族にかかわる文化的景観など、 2件のジョドレル・バンク天文台(英国)、近代建築の三大巨匠の一人であるフランク・ロイド・ライトの20世紀の建築、2件の複数国にまたがる地域遺産、それに、イタリアのスパークリング・ワイン「プロセッコ」の産地など古いものから新しいものまで多様である。
今年の日本からの世界遺産候補は、「百舌鳥・古市古墳群」で、イコモスの勧告通り、記載(登録)決議された。(現地時間7月6日(土曜日)12時36分 (日本時間7月6日(土曜日)17時36分)
○古代の社会・政治的構造が示された世界的にも稀な遺産であること。
○市街地にありながらも、高いレベルの法的保護のもとに保存管理されていること。
○住民運動によって保護された古墳が構成資産に含まれているなど地域社会に根差していること。
が評価された。
大阪府では初、令和に入って初めての世界遺産で、日本では23件目(文化遺産では19件目)の世界遺産となる。宮内庁所管の陵墓が多いだけに『静安と尊厳』が損なわれないことが望まれる。
日本の世界遺産の数23は、昨年と同様に世界第12位である。(①イタリア55 ①中国55 ③スペイン48 ④ドイツ46 ⑤フランス45 ⑥インド38 ⑦メキシコ35 ⑧英国32 ⑨ロシア連邦29 ⑩アメリカ合衆国24 ⑩イラン24 ⑫日本23)
陵墓や墓地関係では、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産の一つである「玉陵」、「「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つである「新原・奴山古墳群」に次ぐものである。
Mozu-Furuichi Kofun Group: Mounded Tombs of Ancient Japan (Japan)
Located on a plateau above the Osaka Plain, this property includes 49 kofun (old mounds in Japanese). Burial mounds of various sizes, kofun can take the form of key holes, scallops, squares or circles. These tombs were for members of the elite, containing a range of funerary objects (such as weapons, armour and ornaments). They were decorated with clay figures, known as haniwa, which can take the form of cylinders or representations of houses, tools, weapons and human silhouettes. These kofun have been selected from a total of 160,000 in Japan and form the richest material representation of the Kofun period, from the 3rd to the 6th century CE. They demonstrate the differences in social classes of that period and reflect a highly sophisticated funerary system.
尚、追加的な勧告事項として、次の9点が示された。
①構成資産の無形的な側面に関する記録の継続。
②峯ケ塚古墳の緩衝地帯(バッファー・ゾーン)についての範囲に関する調整。
③国の史跡に指定されている構成資産の整備基本計画を作成。
④墳丘の構造的な安定性を評価するための方法の検討。
⑤管理システムにおける地域住民の関与の在り方についての検討。
⑥緩衝地帯(バッファー・ゾーン)とその周辺環境の関係を踏まえて、必要に応じて周辺環境において さらに保護すべき対象とその手段についての検討。
⑦計画されているガイダンス施設の遺産影響評価について、世界遺産の「顕著な普遍的価値」
(OUV)の言及に基づく検討。
⑧自転車博物館、大仙公園基本計画、南海高野鉄道の高架事業等など将来的な開発計画について 遺産影響評価の手法の開発と実施。
⑨オペレーショナル・ガイドラインズの172 項に基づいて、構成資産に影響をもたらす可能性のある
全ての主要な事業についての世界遺産センターへの情報提供。
さて、近年、問題になっている、いわゆる「逆転登録」について、2016年に登録の是非が専門機関のICOMOS(イコモス)やIUCNのパネルで決まった分から、事前勧告前に評価の結果をそれぞれの登録推薦国に中間報告し、意見交換する仕組みが導入された為、改善傾向にはある。
従来の専門機関のICOMOS(イコモス)やIUCNの審査は、世界遺産委員会の直前まで経過が非公開であった為、多くの締約国から「一方的である」との批判が出ていた。こうした不満を背景に、近年、専門機関の評価が低くても、締約国の代表による世界遺産委員会で、評価を引き上げる、いわゆる「逆転登録」が目立っていた。
昨年の第42回世界遺産委員会マナーマ(バーレン)会議2018では、専門機関の事前評価で、「N=不記載(不登録)勧告」であったものが「I=記載(登録)決議」になったものが、サウジアラビアの「Al-Ahsa
Oasis, an evolving Cultural Landscape 」とドイツの「Naumburg Cathedral」の2件、「D=記載(登録)延期勧告」であったものが「I=記載(登録)決議」になったものが、イランの「Sassanid Archaelogical Landscape of Fars Region」の1件、合計3件あった。
今年は、若干改善、専門機関の事前評価で、「N=不記載(不登録)勧告」であったものが「I=記載(登録)決議」になったものが、無し、「D=記載(登録)延期勧告」であったものが「I=記載(登録)決議」になったものが、中国の「Migratory Bird Sanctuaries along the Coast of Yellow Sea-Bohai Gulf of
China (Phase I)」とインドの「Jaipur City, Rajasthan」の2件、合計2件であった。
今回も、会議の合間をみて、今回、世界遺産登録されたシェキ(アゼルバイジャンの北部、人口約63,000人を有する国内第4の都市で、首都バクーから約300Km、街の標高は約500m)など有形・無形のアゼルバイジャン遺産を見学した。
Historic Centre of Sheki with the Khan’s Palace (Azerbaijan) — The historic city of Sheki is located at the foot of the Greater Caucasus Mountains and divided in two by the Gurjana River. While the older northern part is built on the mountain, its southern part extends into the river valley. Its historic centre, rebuilt after the destruction of an earlier town by mudflows in the 18th century, is characterized by a traditional architectural ensemble of houses with high gabled roofs. Located along important historic trade routes, the city's architecture is influenced by Safavid, Qadjar and Russian building traditions. The Khan Palace, in the northeast of the city, and a number of merchant houses, reflect the wealth generated by silkworm breeding and the trade in silk cocoons from the late 18th to the 19th centuries.
来年2020年の第44回世界遺産委員会は、世界遺産の数がイタリアと並び世界一になった中国の福州市(福建省)で開催される。福州市は、明清時代には琉球館が設置され、琉球王国との交易指定港であった。武夷山に源を発するミン江下流に位置する港湾都市で、日本の長崎市と那覇市とは友好都市の関係にある。
また、来年の第44回世界遺産委員会から新登録に関わる登録推薦件数は1国1件、審査件数の上限は数は35件になる。そんなこともあってか、今回の世界遺産委員会では、中国、ドイツ、チェコ、ポルトガルの4か国は、各2件の駆け込み登録を実現したことになる。
来年の日本からの候補は、自然遺産登録をめざす「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」である。沖縄島の 北部訓練場返還地を必要に応じて推薦地に統合する等の必要な調整、侵略的外来種(IAS)の駆除管理、観光計画、訪問者管理計画、総合的モニタリングシステムの構築などがポイントになる。
3年後の2022年は、世界遺産条約採択50周年、日本の場合、世界遺産条約締約30周年、何らかの節目の世界遺産条約年にしたいものである。その為には、「世界遺産条約は、文化遺産及び自然遺産を人類全体のための世界の遺産として損傷、破壊等の脅威から保護し、保存するための国際的な協力及び援助の体制を確立することが目的である。」ことの再認識が必要である。
そういう意味では、今回の世界遺産委員会でチェコとドイツ にまたがる「エルツ/クルスノホリ鉱山地域」、北マケドニア共和国(旧マケドニア・旧ユーゴスラヴィア共和国)とアルバニアにまたがる「オフリッド地域の自然・文化遺産」が登録され、 複数国にまたがる世界遺産は39になった。
構成国間の協力や援助の体制のグッド・プラクティスを世界に提示していくことは大変意義のあることである。例えば、南米6か国(アルゼンチン、エクアドル、コロンビア、チリ、ペルー、ボリビア)にまたがる「カパック・ニャン アンデスの道」(2014年世界遺産登録)の経験の共有とカパック・ニャン協力の体制などである。
また、イスラエル、ヨルダン、パレスチナを含む中東に関する合意に達した4つの決定など地域間のコンセンサスや協力体制も重要なことである。
今回の世界遺産委員会の最終日である7月10日、世界遺産における盗掘、文化財の違法な輸送、文化資材の違法な搾取、武力紛争地域における文化財や自然環境の破壊、地域紛争のような人為的災害の影響などに対処するため、世界遺産委員会と世界遺産条約締約国との対話を促進し、保護・保存と管理の取り組み強化を目指す「バクー宣言」を採択、決議された。
私が思うには、世界遺産制度そのものが転換期にあるように思う。世界遺産の数も既に1100件を超え、一見してその「顕著な普遍的価値」がわかりやすい世界遺産の登録は一巡した様にも思う。各国、各分野を代表する多様な世界遺産が登録されるのは良いことではあるが、世界遺産全体の信頼性や信用性を損ねるものであってはならない。
第43回世界遺産委員会バクー会議で、新たに「世界遺産リスト」に登録された物件の概要等については、シンクタンクせとうち総合研究機構発行の世界遺産シリーズ、「世界遺産データ・ブック 2020年版」、「世界遺産事典 -1121全物件プロフィール2020改訂版」、「世界遺産ガイド-日本編 2020改訂版」、それに、テーマ別の「世界遺産ガイド」等の中で、今後、逐次ご紹介していく。
また、第43回世界遺産委員会バクー会議での審議を通じて感じたこと、それに、今後の日本の世界遺産登録の見通し、今後の世界遺産の課題や展望については、 「世界遺産講座」や講演、シンポジウム、それに、各種メディアでの論述、論稿などでコメントしていく。
古田陽久
wheritage@tiara.ocn.ne.jp
携帯 09011840491
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第43回世界遺産委員会バクー(アゼルバイジャン)会議2019 記載(登録)物件
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自然遺産
中国
Migratory Bird Sanctuaries along the Coast of Yellow Sea-Bohai Gulf of China (Phase I)
1606
D=記載(登録)延期勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
イラン
Hyrcanian Forests 1584
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
フランス
French Austral Lands and Seas 1603
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
アイスランド
Vatnajökull National Park - dynamic nature of fire and ice 1604
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
複合遺産
アルバニア
Natural and Cultural Heritage of the Ohrid region
[extension of “Natural and Cultural Heritage of the Ohrid region”,
North Macedonia]
Quater
承認勧告(登録範囲の拡大など) ⇒ OK=承認決議(登録範囲の拡大など)
ブラジル
Paraty – Culture and Biodiversity
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
文化遺産
ブルキナファソ
Ancient ferrous metallurgy sites
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
バーレン
Dilmun Burial Mounds
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
イラク
Babylon
Rev
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
オーストラリア
Budj Bim Cultural Landscape
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
中国
Archaeological Ruins of Liangzhu City
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
インド
Jaipur City, Rajasthan
D=記載(登録)延期勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
インドネシア
Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
日本
Mozu-Furuichi Kofun Group: Mounded Tombs of Ancient Japan
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ラオス
Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang – Plain of Jar
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ミャンマー
Bagan
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
大韓民国
Seowon, Korean Neo-Confucian Academies
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議 カナダ
Writing-on-Stone / Áísínai’pi
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
チェコ / ドイツ
Erzgebirge/Krušnohoří Mining Region
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
チェコ
Landscape for Breeding and Training of Ceremonial Carriage
Horses at Kladruby nad Labem
R=情報照会勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ドイツ
Water Management System of Augsburg
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ポーランド
Krzemionki prehistoric striped flint mining region
R=情報照会勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ポルトガル
Royal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco
Garden and Hunting Park (Tapada)
R=情報照会勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ポルトガル
Sanctuary of Bom Jesus do Monte in Braga
R=情報照会勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
ロシア連邦
Monuments of Ancient Pskov
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
スペイン
Risco Caido and the Sacred Mountains of Gran Canaria Cultural Landscape
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
英国
Jodrell Bank Observatory
I=記載(登録)勧告 ⇒ I=記載(登録)決議
アゼルバイジャン
Historic Centre of Sheki with the Khan’s Palace
Rev (see 8B.Add) ⇒ I=記載(登録)決議
イタリア
Le Colline del Prosecco di Conegliano a Valdobbiadene
Rev (see 8B.Add) ⇒ I=記載(登録)決議
アメリカ合衆国
The 20th-Century Architecture of Frank Lloyd Wright
Rev (see 8B.Add) ⇒ I=記載(登録)決議
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<注>
専門機関の勧告区分
I=記載(登録)勧告
R=情報照会勧告
D=記載(登録)延期勧告
N=不記載(不登録)勧告
OK=承認勧告(登録範囲の拡大など)
NA=不承認勧告(登録範囲の拡大)
世界遺産委員会の決議区分
I=記載(登録)決議
R=情報照会決議
D=記載(登録)延期決議
N=不記載(不登録)決議
OK=承認決議(登録範囲の拡大など)
NA=不承認決議(登録範囲の拡大)
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危機遺産
メキシコ
Islands and Protected Areas of the Gulf of California
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危機遺産リストから解除・削除 |
パレスチナ
Birthplace of Jesus: Church of the Nativity and the Pilgrimage Route,
Bethlehem
チリ
Humberstone and Santa Laura Saltpeter Works
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