【本書の特色】フランスのユネスコ世界遺産を特集
本書「世界遺産ガイド−フランス編−」では、世界遺産の数が中国に次いで世界第4位であるフランスの世界遺産を取り上げる。フランスは、世界有数の観光立国であり、日本からの観光客も多い。首都パリには、世界遺産事業を実施する国際機関ユネスコの本部もある。世界遺産を観光資源として活用した文化観光やエコツーリズムのあり方を、フランスの世界遺産を通じて学ぶ手掛りとしたい。
【目 次】
■フランスの世界遺産 概説 6〜7
フランスの世界遺産 分布図 8
フランスの世界遺産 所在地 9
フランスの世界遺産 世界遺産の数と遺産種別 10
フランスの世界遺産 登録物件数の推移 11
フランスの世界遺産 世界遺産登録の歩み 12〜13
フランスの世界遺産 登録年と登録基準 15
フランスの世界遺産 世界遺産の歴史的な位置づけ 16〜17
フランスの世界遺産 世界遺産登録と「顕著な普遍的価値」の証明 18〜19
※世界遺産の登録基準 14
■フランスの概要 22〜25
フランスの地勢 26
フランスの地方区分 27
■フランスの自然遺産
コルシカ地方
ポルト湾:ピアナ・カランシェ、ジロラッタ湾、スカンドラ保護区 30
海外領土
ニューカレドニアのラグーン群:珊瑚礁の多様性と関連する生態系群 32
レユニオン島の火山群、圏谷群、絶壁群 34
■フランスの文化遺産
イル・ド・フランス地方
ヴェルサイユ宮殿と庭園 38
フォンテーヌブロー宮殿と庭園 40
パリのセ−ヌ河岸 42
中世の交易都市プロヴァン 44
フランス北部
アミアン大聖堂 46
フランス西部
モン・サン・ミッシェルとその湾 48
オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル 50
シャルトル大聖堂 52
ブールジュ大聖堂 54
シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌの間のロワール渓谷 56
サン・サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会 58
フランス南部
ヴェゼール渓谷の先史時代の遺跡群と装飾洞窟群 60
サン・テミリオン管轄区 62
ボルドー、月の港 64
アルビの司教都市 66
ミディ運河 68
ポン・デュ・ガール(ローマ水道) 70
カルカソンヌの歴史城塞都市 72
オランジュのローマ劇場とその周辺ならびに凱旋門 74
アルル、ローマおよびロマネスク様式のモニュメント 76
アヴィニョンの歴史地区:法王庁宮殿、司教建造物群とアヴィニョンの橋 78
フランス中央部
リヨンの歴史地区 80
フランス東部
ヴェズレーの教会と丘 82
フォントネーのシトー会修道院 84
ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリャーンス広場 86
ストラスブールの旧市街 88
サラン・レ・バンの大製塩所からアルケスナンの王立製塩所までの開放式平釜製塩 90
ランスのノートル・ダム大聖堂、サンレミ旧修道院、トー宮殿 92
複数の地方にまたがるフランスの文化遺産
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道(フランス側) 94
ヴォーバンの要塞群 96
ベルギーとの2か国にまたがる世界遺産
ベルギーとフランスの鐘楼群 98
■フランスの複合遺産
スペインとの2か国にまたがる世界遺産
ピレネー地方-ペルデュー山 102
■フランスの世界遺産暫定リスト記載物件 105〜113
■フランスの世界無形文化遺産 115〜119
■索 引 122
|